コロナショック後のトラリピ設定

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コロナショック後のトラリピ設定

トラリピ稼働開始前は「リーマンショックでさえ乗り切れるような設定にしたのでどんなショックが来ても大丈夫♪」と思っていましたが、コロナショックによってとんでもないことになり設定を変更することになりました。とんでもないことになった原因の7割は新興国通貨のメキシコペソ/日本円のトラリピなんですけどね。変な欲を出さずに大人しくユーロ、米ドルの主要国通貨でやっていたら安全安心でしたけど、今更メキシコペソ/円の損切りをする訳にもいかず下ページの設定変更で乗り切ることにしました。

トラリピのスワップポイント

当初は「トラリピのハーフ&ハーフは最強だ~。」と思っていてこのハーフ&ハーフの設定をできるからこそ自動売買FXをトラリピで運用開始したものです。しかしトラリピのスワップポイントの恐ろしさが十分に理解できておりませんでした。

カナダドル/日本円のスワップポイント

これはカナダドルを1万通貨をロング(買い)ポジションで所持していると1円/日をあげますけども、カナダドルを1万通貨をショート(売り)ポジションで所持していると49円/日を支払ってくださいねということです。めちゃくちゃえげつないスワップだと思いますけど、各FX会社のスワップポイントの比較もしっかりやってなかった自分が悪いだけです。CAD/日本円は買いポジションでないと多くのスワップポイントを支払うことになります。

ユーロ/日本円のスワップポイント

これはユーロを1万通貨をショート(売り)ポジションで所持していると3円/日をあげますけども、ユーロを1万通貨をロング(買い)ポジションで所持していると72円/日を支払ってくださいねということです。ユーロも他の通貨と同じく買いと売りのスワップポイントの差がめちゃくちゃあることが分かります。ユーロを買いポジションで塩漬け状態にするなんて先の見えない恐怖で損切りをしちゃいそうです。

以上のことからトラリピのスワップポイント付与の状態から塩漬け状態でもスワップポイントが+になるように設定し直しました。

米ドル/日本円のトラリピ設定

世界最強国通貨の米ドルです。最初から「値動きに乏しいから」とか欲をかいてメキシコペソ/円で攻めずに米ドル/円でやっていたら、コロナショックも全然ダメージなかったんですけども今となっては仕方ありません。95円~113円の範囲でちょっと控えめに買いトラップ本数30本で設定しておきます。

ユーロ/日本円のトラリピ設定

世界3大通貨のユーロでは110円~135円の範囲で売りトラップ60本で設定しました。ユーロ/日本円の売りポジションならスワップポイントを毎日付与されるので、評価損がマイナスでも気持ちに余裕が持てます。

カナダドル/日本円のトラリピ設定

カナダドル/日本円のハーフ&ハーフは撤廃してスワップポイントが+になる買いポジションのみに変更しました。70円~90円の範囲で40本の買いトラップ設定です。

メキシコペソ/日本円のトラリピ設定

史上最安値を更新してきたメキシコペソですが、いつ購入時価格に戻ってくるのか全く予測がつかずどんどん下がる可能性まであります。メキシコペソはトルコ、南アフリカ、ブラジルの通貨よりもカントリーリスクの低い通貨だとは思いますが、これ以上買い増ししないようにトラップ本数を2本に減らしました。これ以上の暴落が起きないように祈りながら毎日スワップポイントをいただければ幸いです。

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コロナショック後のトラリピ設定 まとめ

  • 世界3大通貨の米ドル、日本円、ユーロの組み合わせは値動きは激しくないが、安定感・安心感は半端ない。
  • トラリピはマイナスのスワップポイントが大きいのでハーフ&ハーフは使用せずに、スワップポイントがプラスになるようにトラップ設定した方が良い。
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