1階、2階でWi-Fiがつながらないとき必要なもの ソフトバンク光BBユニット2.4
1階2階でWi-Fiがつながらないとき必要なもの
まず前提として私はWord Pressを利用してブログ記事こそ書いているものの、何かトラブルがあると対処できずひたすら本やらインターネットで検索してトラブル解消しているようなド素人です。そんなド素人でも問題解決できるように対応方法を分かりやすく記載していきます。
私の自宅は2階建てでして、NTTの光回線工事を2階部屋で行っていただきました。オンラインゲームやパソコンは有線LANで繋ぎその部屋でゲームやらパソコンをいじっている訳です。
すると問題は1階で起きました。スマホでは2階のソフトバンク光BBユニットから無線Wi-Fiを検知できて、1階にてインターネット利用できるようにはなりました。しかしリビングにあるTVでは無線Wi-Fiが弱すぎて検知できないため、huluやNETFLIXなどの動画配信サービスを利用することができませんでした。これではチビちゃんの大好きなトーマスとアンパンマンを観ることができません。どうやらWi-Fiというものは高低差が苦手らしく、こういう現象が起きてしまうようです。
ソフトバンク光BBユニット2.4
現在ソフトバンク光では、光BBユニットは全部で3種類存在しています。
新しい順にE-WMTA2.3、E-WMTA2.2、E-WMTA2.1となります。
2015年から最新のE-WMTA2.3が登場しましたので、それまでに契約している場合はE-WMTA2.2、E-WMTA2.1のどちらかで利用している事になります。
そしてそれぞれの性能としては、以下の表の様になります。
2.4GHz帯の特徴まず、2.4GHzの特徴としては、速度は遅く、他の電子機器の干渉により通信速度が遅くなることが多いです。
ただし、その代わりに遮蔽物の多い場所でも通信が可能で、この周波数帯でカバーできる範囲も広い特徴がございます。
5GHz帯の特徴
対して、5GHzの特徴としては、周波数帯の中で一番早く、IPv6通信を行う場合はこの周波数帯を利用する事になります。
また、他の電化製品では使われていない周波数なので、電波干渉も非常に少なく安定した通信が可能です。
ただし、遮蔽物に弱いと言う特徴もあるので、かなり広い家で利用する場合は光BBユニットからの距離が遠すぎると、5GHzの電波よりも2.4GHzの電波の方が快適に利用できる状態になる可能性もあります。
引用元:https://net-kaisen.info/softbank/bbunit/
私がソフトバンク光に乗り換えてネット利用開始したときは光BBユニット2.2でした。この2.2では1階でWi-Fiを検知することができなかったのです。その後に調べると最新の2.3に無料で変更できると知り、ソフトバンクに電話して光BBユニット2.3を送ってもらいました。この2.3ではなんとか1階でWi-Fiを検知することができましたが、音や動画がとんでしまうような電波状況が良くない状態でした。
光BBユニット2.3を利用開始して間もないところ、ソフトバンクから電話がかかってきて現在光BBユニット2.4のモニタリングを募集しているとのことでした。正式サービスではないので不具合があるかもしれないから、光BBユニット2.3は返却しないで光BBユニット2.4を利用してみて、情報をあとでフィードバックして欲しいと。
光BBユニット2.4は大きいので置き場所は大丈夫か?と聞かれましたが2.3と2.4ではこんなにも大きさが異なりました。光BBユニット2.4は想像以上に大きかったw
光BBユニット2.4のスペックはよく分からないんですけど、自宅の1階では光BBユニット2.3とWi-Fiの電波状況は変わりませんでした。もちろん光BBユニット2.4の方が優秀なのでしょうけど、我が家においては光BBユニット2.3と大きな違いは実感できません。光BBユニット2.3と光BBユニット2.2は全然違いましたけどね。
NEC Wi-Fiホームルーター PA-WG2600HP3
家電量販店でルーターに詳しい店員さんを呼んで「光BBユニットだけじゃ2階から1階にWi-Fiがとびにくいんだけど、どうしたらいいですか?」と質問したらコレを買っていけ!と渡されたものがこの「NEC Wi-Fiホームルーター PA-WG2600HP3」です。店員さん曰く、「このNECは中国産ではなく日本製じゃい。あんさんの2階の床が鉄筋じゃなくて木造なら、こいつでいけるじゃろ!もうちょっと待てばこのNECの最新版が出るけど、現状ではこれがBESTだ」ということです。どうやらWi-Fiとやらは鉄筋とか水分に弱いらしい。どうりで風呂場で入浴しながらだと動画が観れなかったのね。
光BBユニットとNECルーターをつなげましょう
何も難しい訳ではありません。まずはNTTから借りているONUと光BBユニットをつなげます。
- ONUとNTTに光回線工事してもらったところを連結して、ONUの電源コンセントをぶっさします。
- ONUのLANケーブルを光BBユニットの一番上にあるインターネット回線という部分に連結します。
- 有線でゲームやパソコンを使用したい場合は光BBユニットのLAN1やLAN2をPS4などのネットゲーム機やパソコンにLANケーブルで連結します。光BBユニットの電源コンセントをぶっさせば、光BBユニットのランプが上から順に緑色に点灯し、有線(光回線)でインターネットにつながります。
この状態で光BBユニットはWi-Fiをとばしている状態になります。ここから光BBユニットとNECルーターをつなげます。
- 光BBユニットの空いているLAN3かLAN4にLANケーブルをぶっさし、NECルータのWANという部分に連結します。
- NECルータの一番上のスイッチをBR(ブリッジモード)にきりかえて、NECルータの電源コンセントをぶっさします。するとNECルータからWi-Fiがとぶようになります。
- このNECルータも2.4Ghzと5GHzの2タイプとびますが、違う階では2.4GHzのWi-Fiのほうが通信状況が良いです。テレビ、スマホ、ipadなどの端末でNECルータの背面に記載されている2.4GHzのSSIDを自動検知してもらって、暗号化キーを入力すればWi-Fi設定の完了です。
いろんな部屋で光BBユニットのWi-Fiの通信レベルとNECルータのWi-Fiの通信レベルを比較してみたら、NECルータの方が電波の本数が多かったです。店員さんの言う通りに改善しました!
ただ電子レンジも2.4GHz帯の電波が出るみたいで電子レンジを使用している間は電波干渉してしまいテレビの動画が止まってしまいます。まあ、これは仕方ない。