デスノート新作!! 全87ページ読み切り

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DEATH NOTE 新作読み切り

原作・大場つぐみ氏、作画・小畑健氏による大ヒット漫画「DEATH NOTE(デスノート)」の最新作が、2月4日発売の「ジャンプスクエア」3月号に掲載され、即効でジャンプスクエアを購入してきました。12年ぶりとなる完全新作読み切りで、全87ページになっています。

「DEATH NOTE」は、「週刊少年ジャンプ」(集英社刊)で2003~06年まで連載されたサスペンス漫画。死に神のリュークが落とした、名前を書かれた人間は必ず死ぬという“死のノート(デスノート)”を拾い、犯罪者のいない新世界を作ろうとする天才高校生・夜神月(やがみライト)と、数々の難事件を解決してきた名探偵L(エル)との頭脳戦という、なぜ少年ジャンプで掲載にいたったのか当時は謎でした。少年ジャンプといえば「ドラゴンボール」「ワンピース」「ナルト」のようなバトル漫画、ギャグ漫画が王道な訳ですが、いきなり大人漫画が少年ジャンプで始まりましたからね。

私は大学生のときに教室でたまたま見かけた少年ジャンプを開いて「DEATH NOTE」の第2話を読んだのが最初の出会いだったわけですが、「これはめちゃくちゃ面白い。とんでもないマンガが始まったわ」と感じて毎週、日曜日の深夜にコンビニに行って月曜になった瞬間に店頭に並ぶ「DEATH NOTE」を読み漁った思い出があります。毎週、毎週続きが気になっていたものです。

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 大場つぐみ ガモウひろし説

原作の大場つぐみなんて漫画家は正体不明だったわけですが、ファンの間ではガモウひろし説が定説になっていて、これについては私もガモウひろしさんだと思います。集英社からは肯定も否定もありませんが、ほぼ間違いないでしょう。

ガモウひろしさんはもともとは成人マンガ向けのシリアスなストーリーを得意としていましたが、いかんせん画力が足らず「週刊少年ジャンプ」でギャグ漫画の「ラッキーマン」を連載していました。小学低学年向けで正直、全然面白くなかったです。

ラッキーマン終了後はネームを提出するものの「✖(バツ)」と書かれた大きな箱にネームが捨てられる日々。大場つぐみは「大バツ組」から来ていると言われています。

「DEATH NOTE」の第1巻で主人公の夜神月の通っている予備校の名前が「がもうゼミナール」ということも「大場つぐみ=ガモウひろし」説が囁かれる要因となりました。

そして説が決定的となったのはデスノートの次の作品である「バクマン。」のネームがジャンプフェスタで公開されたときのことでした。大場つぐみ氏が直に描いたネームになりますが、絵のタッチがラッキーマンそのものだったのです。ラッキーマンに出て来るヒロインのみっちゃんそのものです。大場つぐみ氏の描くヒロインはこんな感じですが、小畑健先生によって「バクマン。」のヒロインはめちゃくちゃ可愛く生まれ変わっています。

また、作画を担当としている小畑健さんは画力は秀でているものの、ストーリーの組立が苦手。

 

この2人のタッグによって「DEATH NOTE」は普及の名作となり、アニメ化、映画化までされて有名な作品となりました。

そんな私が大学生時代に一番面白いと思っていた漫画「DEATH NOTE」の新作というので速攻で深夜に購入してきた次第な訳です。

今回の主人公は中学生でIQテスト3年連続1位でIQ=140以上。しかし勉強はしないので夜神月のように学力が高い訳ではありません。そんな主人公にリュークがデスノートを渡して、新たにLを継承したN(ニア)との対決が描かれています。たった87ページでどれほど満足できるか不安はありましたが、期待は裏切られず面白かったです。単行本ではありませんが、このジャンプスクエアという雑誌は自宅で大切に永久保存します。

 

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