5分で分かるFXのレバレッジ、必要証拠金、ロスカット

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5分で分かる重要なFX用語

 レバレッジ

小さな力でも大きな仕事量を行うことができるてこの原理は小学生のときに習いましたよね?レバレッジとはてこのことで、FXではこのレバレッジによって少額資金で大きな金額の取引を行うことが魅力の一つと言えます。

銀行の外貨口座(レバレッジ1倍まで)

例えば銀行口座に10万円持っているとしましょう。銀行でも外貨口座を開設すれば外貨を購入することができるのですが、1USドル=100円のときに10万円だと1000USドルの交換となります。銀行ではこれ以上のUSドルを購入することができません。

FX会社の口座(レバレッジ25倍まで可能)

しかしFX口座ではどうでしょう?FX口座の証拠金=10万円

  • 2000USドル交換するなら本来20万円必要=証拠金x2倍=レバレッジ2倍
  • 10000USドル交換するなら本来100万円必要=証拠金x10倍=レバレッジ10倍

ひと昔前までは個人の口座でもレバレッジ100倍までの取引が可能でしたが、2019年現在は個人口座ではレバレッジ25倍までが限界です。ちなみに法人のFX口座なら通貨ペアにもよりますが、最大レバレッジ100倍も可能です。

このレバレッジ規制は「顧客保護」「FX会社のリスク管理」「過当投機の防止」といった観点から、金融庁が導入を決めたものです。

  • 2010年8月から50倍以下
  • 2011年8月からは25倍以下

必要証拠金

必要証拠金とは、所持しているポジションを維持するために必要な証拠金をいいます。

わかりやすくするために例でいきましょう。個人のFX口座での最大レバレッジは2019年現在25倍まででしたね。

FX口座に50万円を入金して50万円を証拠金としたとしましょう。1USドル=100円の時に買いポジションを10万通貨(100円x10万通貨=1000万円必要)保有したと仮定します。個人口座の場合レバレッジは最大でも25倍なので、10万通貨(100円x10万通貨=1000万円)1000万円÷25=40万となり必要証拠金は40万円となります

証拠金維持率

証拠金維持率は純資産(有効証拠金)と保有ポジションにかかる必要証拠金の余力を示すための数字です。

証拠金維持率の計算方法は以下のとおりです。
証拠金維持率(%)= 純資産(有効証拠金) ÷ 必要証拠金 × 100%

上の条件においての証拠金維持率を計算していきましょう。

証拠金維持率(%)=50万円÷40万円x100=125.00%

ここで1USドル=99.500円に変動するとしましょう。1通貨あたり0.500円の損失ということになりますが、10万通貨購入しておりましたので、0.5円x10万通貨=5万円の評価損失をかかえることになります。

あくまでもまだUSドル(買)でポジションを所持していますので、損失は確定しておりません。5万円の含み損がある状態になります。口座の証拠金は50万円のままですが、総資産(有効証拠金)が50万円-5万円=45万円となります。

この状態での必要証拠金と証拠金維持率の計算は以下のとおりとなります。
必要証拠金=(99.500円x10万通貨)9,950,000円÷25=398,000
証拠金維持率(%)=45万円÷398,000円x100=113.06%

更に相場が下落して1USドル=98.9583円になると104,170円の評価損が発生し証拠金維持率が100%となり、取引しているFX会社のロスカット比率によってはロスカットが強制執行されます。

今までは評価損失が増大してきているだけで、FX口座にある実際のお金(証拠金)は減少していませんでしたが、ロスカットによって評価損失が確定されてポジションが強制決済されます。上記の例だと104,170円の損失が確定されてFX口座(証拠金)50万円ー104,170円=395,830円となります。もう50万円を引き出すことはできません。395,830円が手元に残っているお金です。

ロスカット

ロスカットとは「FX会社の取引ルール(ロスカット・ルール)に基づいて強制的に執行される決済のこと」です。通貨ペアを保有し、一定の証拠金維持率になると自動的に保有中の通貨が決済されてしまうことをロスカット(強制決済)と言います。なお、強制ロスカットをされる証拠金維持率はFX会社によって違いがありますが、多くのFX会社では50%を下回った場合100%を下回った場合になります。

ロスカットはFX会社が強制的に損失を確定させるものですが、利用客の証拠金を守るための措置でもあります。しかし時には相場が1日に何ヶ月分の変動の動きをすることがあり、ロスカットがうまく働かない場合は証拠金がマイナスになってしまう場合があります。その際はそのマイナス分のお金をFX口座に入金しなくてはなりません。

ロスカットを回避する方法

  • FX口座に入金を行う。純資産が増えるため、証拠金維持率が上昇します。
  • ポジションの一部を決済する。 必要証拠金が減るため、証拠金維持率が上昇します。

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