初心者しか見ちゃダメ! 5分で分かるFXのしくみ
FX初心者のための情報まとめ
FXとは?
FX取引は「Foreign Exchange」の頭文字をとった略称のことで、2つの国の通貨を交換(取引)することで、外貨の売買時の価格差あるいはその通貨間の金利差によって利益や損失が生じてきます。
外貨の売買時の価格差
例えば1USドル=100円のときに10万円で1000USドルを購入したとします。
- 円安で1ドル=110円になったときにUSドルを円に戻せば11万円になり、1万円の利益になります。
- 円高で1ドル=90円になったときにUSドルを円に戻せば9万円になり、1万円の損失になります。
通貨間の金利差(スワップポイント)
2019年 主要各国の政策金利 (単位%)
引用:外為どっとコムより
日本における<高度経済成長時代の過去最高の普通預金の金利は1974年の3.0%で、定期預金は6.0%もありました。郵便局においての定期預金の金利は8.0%だったので、1億円を定期預金にするだけで1年間で800万円もの利子がつきました。定期預金だけでリッチに生活ができる状態です。今のマイナス金利の時代からはとても信じられませんが。
余談はさておき日本円より高い金利の通貨に交換すれば1日あたりで〇円という利子をもらうことができます。これをスワップポイントといいます。現在、日本は長期にわたりマイナス金利なため、他国の通貨を購入して保持していれば毎日スワップポイントをもらえます。特にトルコの金利はバカ高いために数年前に貯金のほとんどをFX口座に入金し、トルコ通貨を購入して毎日1000円ほどの利子をもらっている人もいました。
引用:chartparkより
毎日1000円ほどの利子はもらえるものの、トルコリラ/円が信じられないくらいに下落して、元本はもちろん自己破産寸前まで資産を減らしてしまったそうです。スワップポイントはあくまでオマケと考えて、FXは通貨の売買で利益を出すものと考えてください。
FXの始め方
FX取引を行う会社で口座開設をする必要があります。株取引をするために証券会社で口座開設が必要なのと同様です。どのFX会社でも3営業日くらいあれば無料で口座開設できて、口座維持料も無料となっています。口座開設したあとは登録した住所にログインするためのIDとパスワードが記載された書留が届きます。届きましたら自分の選んだFX会社のホームページやスマホアプリでIDとパスワードを入力して、自分の銀行口座からFX口座に入金すればFX取引を開始できます。
FX会社を選ぶ際の評価項目
スプレッド
例えば1USドル=100円のときに
- A会社では1USドル購入には100.01円必要です。1USドル売却すると99.99円獲得できます。
- B会社では1USドル購入には100.02円必要です。1USドル売却すると99.98円獲得できます。
この差額のことをスプレッドといって、FX会社の利益となる部分です。B会社のほうがスプレッドが広いと表現します。スプレッドが狭い方が利用客にはお得ということになります。
スワップポイント
このスワップポイントもFX会社の収入源となっております。FX会社の獲得しているスワップポイントの一部を利用客に還元していまして、各FX会社によって利用客が獲得できるスワップポイントは異なります。
FX取引のためのツール
- テクニカル分析に必要なローソク足や〇〇移動平均線、MACD、チャートの見やすさ
- ファンダメンタルズ分析に必要な経済ニュースや要人の発言まとめなどが充実しているか
- 各FX会社で無料提供しているFX自動売買システム
この3大要素から自分が好きなFX会社を選んで、口座開設することになります。
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