NORDISK(ノルディスク)アスガルド12.6のメリット・デメリット
NORDISK(ノルディスク)テント
ノルディスクのテントと言えばシロクマが目印で、オフホワイト色のコットンテントが特徴ですよね。私が購入したテントはアスガルド12.6とアスガルド19.6になります。この数字は広さを示すもので19.6㎡ということです。19.6を購入したあとに「こんなに大きいの必要なかったわ」と後悔して12.6も購入しています。
アスガルド12.6を張ってみるとこんな感じになります。アスガルド7.1はフロアマットが付属になりますが、アスガルド12.6とアスガルド19.6はフロアマットは別売りになっています。
大人2人+子供1人が寝てもあと大人2~3人は横になれるスペースは十分にありました。そう考えると上記の参考人数は正しい数だと思います。多くのキャンプ場のテントサイトの1区画が80㎡~120㎡ということを考えるとファミリーキャンプをする際にはアスガルド12.6の選択が妥当と思います。区画にテント+タープ+自動車(ミニバン)のスペースを確保するにはアスガルド19.6は大きすぎたということです。アスガルド19.6を使うには150㎡以上のテントサイトが必要です。設営に必要なガイロープも結構スペースとりますし。
アスガルドの方がキャンプ場で見つける機会が多いですが、アルフェイムも可愛いですね。アスガルドと違って立ち上がりの部分がないため、中に入るとアスガルドより狭めには感じるかと思います。
このウトガルドとユドゥンには出会ったことがありません。もともとキャンプ場でノルディスクはレアブランドで、大多数はsnow peak(スノーピーク)とColeman(コールマン)のテントです。
アスガルド12.6のスペック
- 収容人数:3~5人(6人も可)
- 素材:テクニカルコットン(ポリエステル65%、コットン35%)
- サイズ:400cm x 375cm x 250cm
- 重量:18.5kg
- 耐水性:350mm
- ポール2本(メインポール、A型ポール)、ペグ25本
通常モデルはテクニカルコットンで私が購入したものもコレです。コットン100%(オーガニックコットン)のアスガルド12.6も存在しますが、流通量が少なく+5万円以上ださないと購入できないほど高価なものです。他社ブランドの通常のテントは生地がポリエステルでできていて、ビニール感が全面に出ています。アスガルドの通常モデルはコットン35%しかありませんが、外見のビニール感は消失して肌触りもコットン感を感じることができます。
アスガルドのメリット
- とにかく見た目が可愛い。(オフホワイト~ベージュ色の色味が良い。シロクマが可愛い。テントの形)
- コットン35%なので他社テントのようなビニール感がない。(ビニール感が好きじゃない人にはオススメ)
- ポール数が少なくテント設営の工程が単純ですぐに覚えることができる。
- 設営時間はペグ打ち完了まで一人で30分もあれば余裕。
- 豪雨の際にフロアマットの下にすのこを敷かなくとも、テント内に雨水が浸水しない。
入口のジッパーを閉じるとフロアマットのフチ全周が地面から10cm程度全体的に持ち上がりお皿みたいな形状になるため、寝ている間に豪雨が来たとしてもテント内に浸水する心配がありません。多くのテントの場合はフロアマットの下にすのこを敷いて、フロア自体を持ち上げておかないと豪雨の際に浸水することがあります。通常の雨なら心配ないですが。
アスガルドのデメリット
- コットン生地で通気性が良いと言っても、メッシュ部分が他社テントより少ないので夏は暑くなります。軽井沢などの気温・気候下では真夏でも全く問題ありません。ただ、このテントで暑いときは他社テントでも快適とは言えないので、実際のところそれほどのデメリットではないと思います。
- 雨が降ったときにコットンが水を吸水して、テント幕がめちゃくちゃ重くなるので撤収作業が大変です。ポリエステル100%なら雨を吸わずに、はじくのでテント自体は重くなりません。
- 白地で可愛いことで汚れに弱い。これが一番のデメリットだと思います。特に樹液による汚れは目立つ上に落ちないので最悪です。林間サイトでの設営には注意が必要です。
強い雨が降ったあとは地面からの泥跳ねでこんなにもテントが泥で汚れてしまいます。コットン生地であるが故に泥をキレイにふき取ることが難しく、ちょっと泥跡が残ってしまいます。他社テントは濃い色でポリエステル生地が多いので、サッとふき取れば汚れは目立ちにくくなります。
ノルディスクテント購入に際しての注意点
ノルディスクのコットンテントは2014年に仕様のマイナーチェンジがあり、2013年以前のモデルと2014年以降のモデルは互換性がありません。つまり2013年モデルのフロアは2014年以降のモデルには使えませんので、フロアマットとテント幕本体がジッパーで接続できません!アルフェイムとアスガルドを購入する際にはフロアマットとテント本体の年度モデルの互換性を確認ください。
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