建売住宅の安い理由 まとめ

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注文住宅が延床面積80万円/坪前後で建築可能だとすると注文住宅は40万円/ 坪前後の値段で購入することができるようです。なぜ建売住宅がそんなに安いのか?安かろう、悪かろうではないのか?疑問に思ったので建築士や住宅販売会社の書いた記事を参考にまとめてみました。

建売住宅の安い理由

1.土地

建売住宅は立地の良い場合が多い

建売住宅を販売する住宅会社や不動産会社は独自の仕入れネットワークを持っている事が多く、広すぎて個人では買えないような大きな土地でも細かく区割りをして個人が買いやすい広さ、価格にして販売するので、通常の市場では出てこない土地に家を建てて販売することができます。

注文住宅は自分で土地を用意する

家を建てる土地を探して購入する場合と、家を建てる土地を自分、もしくは住宅会社と協力して手に入れる必要があります。

2.人件費、工事費の削減

  • 注文住宅のような間取りの打合せや仕様の打合せが必要ないので、人件費の分だけ価格を下げることができる。
  • 注文住宅よりグレードの低い建築材料を大量発注することで、部材の単価を下げる事ができる。
  • 工事に必要な重機(機械)が複数の現場を同時に一つでこなせる。(建売は同じ場所に複数区画あることが多いため)
  • 大工さんも移動することなく同時に複数の現場が掛け持ち出来る。(建売は同じ場所に複数区画あることが多いため)

建売住宅のデメリット

1.家の品質が低くなりがち

建売大工の給料は、『手間請け』と呼ばれる特殊なもので「一日いくら」という給与体系ではなく、“家一軒につきいくら”という考え方です。1棟建てて〇〇万円と決まっていて、この金額は建売住宅の場合、注文住宅よりもかなり安い単価に設定されます。そのため大工さんにとっても建売住宅の場合は数をこなさないと利益が出ないため、早く家を建てて数をこなしたくなります。また建売住宅では現場を見に来る施主もいないですし、壁をふさいでしまえば中はもう見えないので、施主が経過を見学に来る注文住宅より職人が手を抜きがちです。建売住宅を購入する場合は、第三者機関による検査を通し、品質、安全性のチェックをしておくことをオススメされています。

2.施工ミス

建築途中に現場で施工品質のチェックをすることがないため、下請け業者の能力、気持ち、時間のゆとりなどによって品質面で影響を受ける部分が非常に大きいです。売主が施工品質をチェックすることはありませんので、下請け次第の運・不運があります。瑕疵保険に加入している住宅では、保険会社による検査が入ってはいるものの、確認する範囲・項目は非常に限定的なものであり、検査体制としては不十分であるようです。

建売住宅のメリット

1.安い

注文住宅に比較して、とにかく安いです。

2.立地が良い場合が多い

建売住宅を販売する住宅会社や不動産会社は独自の仕入れネットワークを持っている事が多く、広すぎて個人では買えないような大きな土地でも細かく区割りをして販売するため立地が良い物件が売りに出ることが多いです。

3.売却時の下落幅が小さい

建物価格が元々安いため、将来、中古住宅として売却するときに、それほど大きく価格が下落しません。新築時点の建物価格が1,000万円のものと、1,500万円のものを比べれば、10年後、20年後の価格の下落幅は1,500万円の方が大きいということです。