エチゾラム(デパス)のレビュー  副作用

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エチゾラム(抗不安薬)

耳鳴り、めまい、冷や汗、動悸、息苦しい、喉の詰まり感などを自覚して内科、耳鼻科、更年期障害ではないかと婦人科を受診して検査したけど、身体的診察及び検査結果には異常が認められず当院を紹介受診される方が多くいらっしゃいます。不安による身体症状であれば抗不安薬の効果が認められますので、抗不安薬を内服すればお困りの身体症状も消失もしくは軽減させることができます。副作用としては傾眠、集中力低下、注意力低下、筋力低下が認められることがあります。抗不安作用の強い薬にするほどお困りの症状を軽減することができるのですが、副作用も出やすくなってきてしまいます。副作用の症状が認められずに、欲しい作用を得られるような薬が自分の体質に合っているお薬になりますので、何種類か試してみて自分に合う抗不安薬・睡眠薬を見つけましょう。また長期的に抗不安薬・睡眠薬を内服すると依存性・耐性が生じてしまいます。依存性・耐性が不安なので薬を使わずに何とかしてくれという人がいらっしゃいますが長期でなければ問題はありませんし、抗不安薬・睡眠薬を使用しないと仕事や家庭などの社会生活に支障が出てしまうのであれば内服して症状治療してあげたほうが総合的なメリットは大きいはずです。困っていた症状がなくなってきてから、ゆっくりと減薬していきましょう。

エチゾラム

エチゾラム

エチゾラム(一般名)を主成分とした商品薬はデパス、デゾラムなどがあります。規格としては0.25mg、0.5mg、1mgがあります。エチゾラムは内科の先生も処方するのが慣れているみたいで、内科医から心療内科に紹介された方の処方内容に含まれていることが多い薬剤です。3種類の規格のなかで最も処方されているのは0.5mgだと思います。0.5mgを使って日中の傾眠が出てしまう人は0.25mg、0.5mgでは症状を改善するのに物足りないという人には1mgに増量します。抗不安薬のなかでも催眠作用が強めなため、睡眠薬としても使用できます。半減期は6.3時間なので、日中を通して不安、緊張を軽減させるためには1日に3回、朝、昼、夕と内服する必要があります。1日あたりの最大内服容量は3mgになりますが、概ねエチゾラム0.5mgx3回/日で処方されることが多いです。

重大な副作用

依存性(長期で服用した場合)
呼吸抑制(数百錠を一度で内服した場合起こりえますが、通常の内服量では考えにくい)
悪性症候群(極めて稀だが、起こしたら致命的)
横紋筋融解症(高脂血症治療薬や抗菌薬、尿酸治療薬など幅広い薬剤で起こり得る)
肝機能障害(どの薬剤でも起こり得る)

エチゾラム0.5mgのレビュー

内服後の1間前後に少しだけウトウトと眠くなってきました。しかし真夜中に「もう限界!寝よう」というレベルの眠気ではありません。普通にベシベシとブログを更新できています。しかしエチゾラムで欲しい作用であるはずの情動的には何ら変化はありません。内服する前から精神状態は安定していたので当然といえば当然の結果ですが。やはりイライラ、不安、緊張状態で内服しなければ効果はないようですね。少しだけ頭がぼーーっとするような感覚だけです。この状態であれば頭も通常通りに働くし、自動車の運転するのに何の支障もない状態です。今まで多くの人にエチゾラム0.5mgを処方してきましたが、0.5mgは眠くて使用できない人が3割ほどいました。そういう人にはエチゾラム0.25mgに減量するといい感じです。今まで不安、緊張で会社に行くと手の震え、動機、嘔気、めまい、耳鳴りが出ていた人でも0.25mg3錠/3xの内服で症状がほぼ消失した人もいるので、0.25mgでも治療効果は十分に望めます。